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那智黒石
匠の自慢
店舗名 みはま小石 岡室碁石株式会社
責任者

岡室 洋一

住所 三重県熊野市有馬町5751
電話番号・FAX番号

TEL 0597-85-3047
FAX 0597-85-2509

定休日 -
お店自慢 地元の原材料だけで製品作りをいたします。
熊野市物産振興会
商品

みはま小石
三重県熊野市から和歌山県境に至る24Kmに及ぶ砂利の海岸が有ります。この海岸を
七里御浜と呼びます。
この海岸に打ち上げられた砂利の中から拾い子と呼ばれる人達によって一粒ずつ採取
される石が「みはま小石」です。
みはま小石は大別して三種類に分けられます。黒い石は那智石・白い石は白那智・模様
の有る綺麗な石は通称 みはま小石と呼ばれます。
これらの石の起源は古く、中には紀伊半島がかつて海溝であった時期に深海で誕生した
岩石も多く含まれています。綺麗な模様は砂やプランクトンが堆積して出来たものや、
陸化する時に火山活動で出来たものです。みはは小石の種類が豊富なのは色々な年代の
岩石が分布すろ場所を横切って十津川や北山川が岩石を削り、やがて熊野川に流入して
太平洋に運ばれ、荒波によって七里御浜に打ち上げられたからなのです。古いものでは
一億五千万年前から、比較的新しいもので千五百万年前までの岩石まで色々な年代の石
が揃っています。
これらに石は大昔に深海で誕生し、又海に戻って太平洋の荒波にもまれ、丸く綺麗な小
石となって一粒ずつ採取されるのです。これらの石は二つとして同じ物は無く、それぞ
れの石が長い年月の末、製品となる「時のロマン」が秘められているのです。
黒い石は那智黒と呼ばれ庭園用まき石としては最高級品で、まき石として使用された歴
史は古く、公開された当時の文書によると、文化十年和歌山奉行所の命により、紀州藩
江戸中屋敷へ那智石三百九十俵と追加として五十俵を送った記録が有ります。二斗俵
{約60キロ}を二匁八分で買い上げられたと記録されています。江戸の大火の後この石
は江戸城に運び込まれた記録が有ります。那智石の誕生の地は熊野市神川町で、この地
の限られた範囲で、しかも渓谷で那智黒石が採取されます。この石は碁石の原料に加工
されますが、この原石が神上川を大雨で流れ、北山川を経由して熊野川を流下し、太平
洋に流れ込んで、長い年月の末に丸くなって七里御浜に打ち上げられるまでの旅をして
人の手によって一粒ずつ拾われる事で製品になります。ただ下流にダムが出来て原料が
供給されませんので、採取量は極端に減少しています。
白い石は白那智と呼ばれ、お寺や神社のまき石に多く使われます。昭和41年から2
年がかりで約860トンの白那智が皇居に収められました。白石の故郷は大台山系に在
りますが今ではダムが出来たのでこのような量は集まりません。
模様の綺麗な石は殆んどが蝋で磨かれて輸出用に使われます。この石は水槽用や園芸用
の他 インテイア・エクステリアの装飾材として主としてアメリカで幅広く使用されてい
ます。最近これらの石が健康保持のために様々に利用されるようになりました。皆さん
の身近にこの石が現れる日も近いかも知れません。

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